おじいさんの排尿リズムと向き合う日々──夜の洪水と昼の静けさ

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うちのおじいさん、ここ最近「昼間は出ないけれど、夜になると一気に出る」というサイクルに悩まされています。
膀胱がんの既往があるため、排尿の変化には常に気を配ってきましたが、この「昼は静寂・夜は大洪水」の状況には戸惑う日々です。

  1. なぜ昼は出ないのか?排尿リズムの不思議
  2. 日中に横になると尿が出やすくなる理由
  3. 夜の「大洪水」をどう防ぐか:オムツとパッドの工夫
  4. 排尿音がしないときに考えられること(勢い低下と残尿)
  5. 怒り・拒否と付き合う介護者の気持ち
  6. 介護者の睡眠を守ることも大事なケア
  7. 昼の「横になる時間」で夜を少し穏やかに

なぜ昼は出ないの?排尿リズムの不思議

重力が関係している

ネットで調べると、高齢者では「夜間多尿」や「尿閉」といった現象が起きやすいそうです。
立っていると重力の影響で水分が下半身に溜まりやすく、腎臓に戻る水分が少なくなるため、尿が作られにくい。
一方で、横になると血流が腎臓に戻りやすくなり、尿が一気に作られます。

日中に横になることで改善の兆し

午前中に少し横になってもらったら、昼前にトイレに行って排尿できました。
午後にも軽く横になってもらうと、夕方にも排尿があり、夜の「大洪水」が少し落ち着いたように感じます。

夜の洪水対策:オムツとパッドの工夫

二重構造で横漏れを防ぐ

パンツ型では横漏れ、テープ式では違和感で起きてしまう……。
試行錯誤の結果、パンツ型オムツの上にテープ式を重ねる「二重防御」で、ようやく漏れを防げるようになりました。

パッドの当て方が重要

夜は6回吸収タイプのパッドを2枚使用。股部分だけでなく、背中側と横向き寝で下になる側にもパッドを当てます。
本当は10回とか12回持ちこたえてくれるパットを使うのがいいみたい。
パッドの重ねすぎは注意。防水フィルムが尿の通り道を塞いでしまうことがあります。

排尿音が聞こえないのはなぜ?

勢いの低下や残尿の可能性

おじいさんの排尿音が女性のように静かで、「シューッ」という音がしないことが気になります。
これは尿の勢いが弱く、膀胱の力が落ちているか、尿道が狭くなっているサインかもしれません。
また、尿が出し切れておらず膀胱内に残ってしまう「残尿」が起きている可能性もあります。

残尿が夜の洪水を引き起こす

出し切れなかった尿が日中に蓄積し、夜寝た時に一気にあふれる。
このパターンが、おじいさんの「夜間漏れ」の正体かもしれません。
泌尿器科で行う残尿測定(エコー検査)で、膀胱にどのくらい尿が残っているかを確認すると対策が立てやすくなります。

介護する側の気持ちも限界に近い

声かけで怒られるつらさ

夜のトイレ誘導を嫌がられたり、怒られてしまうと本当に心が折れます。
でも、怒りも拒否も「不安」や「プライドの防衛」から来ることが多いそう。
目的を変えて「寝る前にズボンを整えようか」と優しく声をかけると、すんなり動いてくれる日もあります。

介護者の睡眠を守ることが最優先

夜中の対応は、心身ともに限界を感じる場面も多いです。
「二重オムツで漏れないが本人が起きてしまう」場合は、状況を医師に相談して
夜間の尿量を減らす治療(抗利尿ホルモン剤など)を検討するのもひとつの手です。

まとめ:昼に“横になる時間”を作ろう

今回の経験から分かったのは、「昼間に横になってもらうこと」が夜の漏れ対策に効果的ということ。
午後の早い時間(13時〜15時)に1時間ほど横になることで、体内に溜まった水分を日中に出しやすくなり、夜の尿量を減らせる可能性があります。

介護者へのメッセージ

完璧を目指さず、「今日は少しマシだった」と思える一日を積み重ねることが大切です。
介護者が元気でいることが、本人の安心と安定につながります。
どうかご自身の休息も忘れずに、少しでも心が軽くなる時間を作ってください。

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